先端支持力管理革命「Rebec」

アースドリル・オールケーシング工法における原位置先端標準貫入試験

  • QS-230043-A
  • 第5918435号
    第5932178号
    第5972494号
    第5994035号
    第6242466号
    第6047257号
    第6329590号
    US 10,557,241
    EU 3263773
    SG 11201708196P

先端支持力管理革命

基礎杭の先端Nr値を瞬時に測定

  • 標準貫入試験の原理を応用
  • 工程負荷は最小限
  • 試験結果をリアルタイムにモニタリング

場所打杭の掘削底面での地盤強度を、
施工時にNr値を計測して定量的に評価します

Rebecとは標準貫入試験(SPT)の原理を応用した試験機を用いて、N値に類似した指標(以下Nr値)で地盤強度を評価することのできる試験技術です。

従来場所打杭工における支持層到達確認においては、目視による土質判定が行われてきましたが、同一地層でN値が漸増するような地層においては判断が困難となることも少なくありません。Rebec試験機は、鋼製の外部ケーシングに、機械的に63.5kgの錘を76cmから自由落下させる機構(自由落下打撃システム)を備えた昇降自在の内部ケーシングが格納されています。

機械的に一定間隔で発生する衝撃エネルギーは、先端ロッドにダイレクトに伝達されます。エンコーダーで貫入に伴う内部ケーシングの変位を計測し、300mm貫入するのに要する打撃回数をもってNr値を算出します。これらは地上部にてリアルタイムに確認でき、データに保存されます。サンプラーロッドを取付けることで先端地盤の試料採取も可能です。

特長

  • SPTの原理を応用し、N値に相当するNr値で地盤強度を評価します。
  • 貫入エネルギーは自由落下打撃システムにより均一のため、試験結果のバラツキはほとんどありません。
  • 試験は短時間(10〜15分)で実施できます。
  • 地下水・安定液下での試験が可能です。
  • GL-50mまで対応可能です。
  • 試験結果はリアルタイムに確認でき、データは即時保存されます。
  • サンプラーロッドにより先端地盤の試料採取が可能です。
  • アースドリル工法、オールケーシング工法に対応可能です。
  • 従来の土質確認に加え、施工時の新たな管理方法として提案できます。
施工手順
試験実績
工事名 発注者 工法 杭径 杭長 計測数量
2016 兵庫県豊岡市 山谷橋下部工事​ 兵庫県 但馬県民局 豊岡土木事務所​ オールケーシング工法 φ1200​ 14.0〜15.5m​ 杭8本うち代表1点計測​
2017 兵庫県豊岡市 栃江橋左岸下部工事​ 国土交通省 近畿地方整備局 豊岡河川国道事務所​ オールケーシング工法 φ2000​ 23.5m​ 杭8本うち代表1点計測​
2021 浜坂道路 諸寄高架橋下部工事​ 兵庫県 但馬県民局 新温泉土木事務所​ オールケーシング工法 φ1500​ 19.5~20.0m​ 杭24本うち代表2点計測​
2021 石垣島某新築工事​ 官公庁​ オールケーシング工法 φ1200​ 17.5m​ 杭45本うち代表1点計測​
2022 福岡県某新築工事 民間企業 オールケーシング工法 φ1200~2000 13.5m 46点全数計測
操作端末画面

試験開始前

試験情報として「調査番号」「調査開始深度」「設定沈下量・打撃回数」を入力し試験開始します。

試験中~完了まで

現在の打撃回数と沈下量、換算Nr値を端末に表示します。

搬⼊⾞輛(10t⾞1台にて搬⼊可能)
調査単価表
品目 単位 単価
Rebec 試験機損料 共用日 400,000円
特許料 箇所 5,000円
計測費 人工 35,000円
発電機損料(125KVA) 共用日 現場条件による
機材回送費(10tトラック) 往復 現場条件による

※短期現場の参考見積です。詳細はお問合せ下さい。
※別途、現場経費・一般管理費を計上します。

試験機⼨法図
詳しくはカタログをご覧ください