油圧ハンマ打撃工法

打撃エネルギーが高くスピードアップを実現した打ち込み工法

海外製の油圧ハンマを導入し、施工能力が大幅にアップ。

油圧ハンマ打撃工法は、国土交通省告示第1113号に規定される打ち込み工法の一種です。

打撃時に測定記録される1打撃当たりの貫入量やリバウンド量から、杭の支持力を間接的に確認することができます。セメントなどの副資材を用いないので経済的ですが、打撃時に発生する騒音・振動が問題となるケースもあります。三点式杭打機に搭載するのが標準ですが、近年はクローラクレーンで楊重したフライング式油圧ハンマ工法もよく利用されております。

特長
  • 様々な杭種に適応します。
  • クレーンによる吊下げ施工に対応しています。
  • 同等性能の他社製品と比較して軽量なため、作業半径を大きくとれます。
  • 消耗品の交換が容易で、メンテナンスに時間を要しません。
  • 高速打撃により工期短縮に寄与します。

BSP工法

BSP工法とはBSP社製(イギリス)の油圧ハンマを用いた工法です。同等の機械重量で比較したとき、国産の油圧ハンマよりも打撃エネルギーおよび毎分当たりの打撃回数が多いのが特徴です。

諸元
  最大打撃エネルギー(kNm) ラム重量(kg) 打撃回数(bpm) 本体重量(kg) 油圧圧力(Bar) 必要油量(L/min)
CX110 106 9,000 34 15,100 250 215
CG240 235 16,000 34 21,700 280 420