現在も深刻化の進む環境破壊により、多くの動植物が絶滅、または絶滅の危機に瀕しています。かつて日本中で見ることができた野生のコウノトリも、1971年に兵庫県の豊岡盆地で確認された一羽を最後に姿を消しました。もう一度、コウノトリが空を舞う美しい環境を取り戻したい。

豊岡市では多くの市民と協力して人工孵化させたコウノトリを野生化させるための放鳥や、無農薬栽培への切り替えなど、さまざまな活動に取り組んでいます。同市に拠点を構える弊社でも、「人と自然の調和」をテーマに掲げ、基礎工事専門企業として長年培ってきた高度な技術を環境保全事業に応用しています。

新たに設けた研究開発部では、24,000m2の社有地でさまざまな土木・環境実験を行い、社会的にも注目されている廃タイヤ防振工法や植物振動育成法、ユニークな風力発電装置などを開発しました。

これからも私たちは、オークならではの先進の基礎技術を駆使し、高度化・多様化する基礎工事のニーズにお応えしながら、人と自然が調和した新しい環境づくりに貢献していきます。

代表取締役 樫本 孝彦